6/9(火)の法人内研修は、前回に引き続き発達心理学の浜田寿美男先生に来ていただきました。3回シリーズ企画の2回目です。
今回のテーマは、『「私」というものの成り立ち』です。「私」というものはどう成り立つのか…。「私がこの世を生きている」という感覚は、1歳の赤ちゃんにあるのだろうか。人はふたつの目で物を見るが、一つの物として認識されるのはなぜ??物が外側に見えるのはなぜ??目の前で相手が笑っている→“笑っている顔”とどうして認識できるのか??
私たちが生きている世界には、改めて考えてみると不思議なことばかりです。そう考えると、今まで当たり前だったことが当たり前でなくなる…。自分たちが当たり前と思っていることは実は奇跡であって、出来るのが普通ではなく、むしろ出来ていることが不思議である。そう思えば本当にいろいろなことに対する見方がひっくり返ってきます。自分って一体何者なんだろうか…。
障がいがあってもなくても関係なく、人が生きるということの重みをしっかり感じながら、毎日の関わりや活動に活かしていきたいと感じました。
『育ちの過程の中で、決してマイナスはない。』
先生の言葉がとても印象的でした。さてさて、次回はどんなお話が聴けるのか、今からとっても楽しみです。浜田先生、ありがとうございました!!