大阪や京都で長年障害のある方々への支援に携わってこられた澤先生に来ていただき、新版K式発達検査の具体的な内容や実際の検査項目について勉強しました。
11月にまず土台となる基本的な“人の発達や育ち”について学び、その上で発達年齢に合わせてどんな特徴が見られるのか、段階を追って押さえながら、検査項目を一つずつ確認していきます。ある項目がクリアであっても障がいがあるがゆえ、できることとできないことの差が大きかったり、発達の凸凹が見られる…その凹凸が日々の過ごしにくさ・生きにくさにつながっていくということを改めて学ぶことができました。
そして、最終日には実際の検査場面を見せていただきました。日頃、こちらの勝手な思い込みや想像で本人のことを決めつけ、理解しているような気になっていたんだな…と反省し、またハッとするような気づきもありました。やはり実際の検査を通して初めて見えてきたことも多く、改めて本人の抱える凹凸や生きにくさについて考えさせられました。
どの部分をサポートすれば本人がありのままで心地よく過ごせるのか、安心して生活できるのか…。日々のお付き合いの中で“人と人との関係性”を育みながら、障がいのある人たちのことをもっと深く知っていけたらなぁと感じさせられる研修となりました。まずは知ること・理解することから…です。
澤先生、ありがとうございました!
これからも様々な視点から知識を深め、日々の活動に活かしていきたいと思います。